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スキルアップの要点は業務の幅広さと深さを身に付けること
業務と関係のないスキルを向上させることには、意味がありません。
関連性のないスキルを向上させることについては、特別な理由がない限りは後回しにしましょう。その理由は2つあります。
昇給や昇格に直接関係しない
実務に役立たない知識は無駄です
要するに、近い将来においては何のプラスにもならないということです。
昇給や昇格に直接関係しない
現在の業務と全く関係のないスキルを獲得しても、昇給や昇格には繋がりません。昇給や昇格は、自分の業務のレベルを上げたり業務範囲を広げたりすることで実現します。それは、自身の努力と業績が企業の発展や売上の向上に直結しているためです。
しかし、「キャリアアップの資格」とか「会社員のスキルアップ」と検索して出てくる資格やスキルは、自分の業務にどれだけ関連しているでしょうか?
簿記やFPのようなお金関係、MBAのような経営関係、プログラミングやITパスポートのようなIT関係などがよく挙げられます。
確かに、これらは取得して損はない資格ばかりですが、果たしてそれが自分にとって得になるかどうかは、その人次第です。営業一線でやってきた人にとってはプログラミングは不要ですし、逆の場合もそうです。
現在の会社や業務内でスキルアップをしたいと考えている人にとって、関係のないスキルは逆にリソース(お金や時間)の無駄遣いになるだけです。
スキルアップの要点は、縦と横の拡大です。
自分の仕事に深さを持たせる
まずは、自分の仕事に深さを持たせることが重要です。つまり、現在の仕事を徹底的に掘り下げることです。これは、職人気質や仕事への情熱を持つ人にとって最適な方法です。
自分の仕事が深さを持つかどうかの判断ポイントは、業務内容は同じでも、アプローチ方法や思考の切り口が複数あるかどうかです。1つの仕事に対して、さまざまなアプローチ方法がある場合は、深さを追求することをおすすめします。
自分の仕事の前後工程も担当する
次に、自分の仕事の前後工程も担当することが重要です。自分のところに仕事が回ってくる時に、まったく触れられていない状態ということはほとんどありません。前の工程の担当者が下準備をしているでしょうし、自分の仕事を次の担当者に引き継ぐ際には、後処理や完了まで行ってくれるでしょう。
自分で前後工程を担当することは、キャリアにとっておすすめです。その理由は2つあります。
全体的な最適化が可能で、効率や効果が向上する
全体を俯瞰することで、マネジメント職に昇進しやすくなる 全体の工程を見ることで、業務の改善やマネジメントができるようになります。また、担当者が減ることでコミュニケーションコストも減少し、より迅速に仕事を進めることができます。さらに、人件費も削減できるため、この方法でのキャリアアップはおすすめです。
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