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ひとり起業の利点と成功の鍵
ひとり起業の利点
ひとり起業の利点は、簡潔に言えば「他人への配慮が必要ない」ということです。
意思決定が迅速に行える
複数人で起業する場合、出資者や役員、従業員など、起業仲間と関係を持つ際には、何か決定を下す際に相談なしに進めることは難しいでしょう。しかし、ひとりで起業すると、事業に関する意思決定は自分自身だけで行うことができます。事業が安定するまで柔軟な対応が求められるため、迅速な意思決定は大きな利点と言えるでしょう。
時間の自由な使い方が可能
複数人で起業すると、社内のミーティングや報告、相談に時間を割かなければならないでしょう。オンライン会議やチャットの利用が増えたとはいえ、制約があります。しかし、ひとりで起業すると、接客や取引先とのミーティング以外は時間を自由に使うことができます。深夜に集中できる人は昼間を家族と過ごし、深夜に仕事をすることも可能です。また、スケジュールを調整すれば長期の休暇を取ることも比較的容易です。他の人に配慮する必要がない時間の使い方は、多くの人にとって魅力的でしょう。
収益目標が低くなる
複数人で起業すると、得られた収益を分配する必要があります。例えば、3人で起業して、それぞれに毎月30万円ずつ分配するとすると、毎月90万円の利益を上げる必要があります。これに対して、ひとりで起業する場合、毎月30万円の利益を上げれば十分です。他の人のために利益を上げなければならないというプレッシャーから解放され、自分の努力に見合った収益を得ることができるため、モチベーションも高まるでしょう。
事業の継続や終了の自由度が高い
複数人で起業すると、事業からの退職(定年)に関するルールを決める必要があります。他の人が引退しているのに自分だけが残ることは居心地の悪さを感じることもあるでしょう。逆に、事業をやめたいと考えても、簡単に放り出すわけにはいかない場合もあります。ひとりで起業すると、事業の継続や終了は自由に行うことができます。令和2年の簡易生命表によると、65歳の平均余命は男性で20.05年、女性で24.91年です。定年後も20年以上生活することを考えると、健康なうちは働き続け、必要な時に自分自身でやめることができるのは、ひとり起業の大きな利点です。
ひとり起業で成功するための鍵
ひとり起業で成功するためには、以下のポイントを押さえる必要があります。これらを実践することで、ひとり起業のデメリットを解消しながら、成功に近づくことができます。
自分のやりたいことを行う
ひとり起業するなら、自分のやりたいことに取り組むべきです。他の人に気を使う必要がないため、自分がやりたいことを選び、嫌なことを避ける仕事を見つけるべきです。このようにすることで、モチベーションが高まり、成功への道が近づくでしょう。
自身の強みを把握する
ひとり起業の場合、自身も商品となります。提供する商品やサービスに魅力があることは重要ですが、さらに重要なのは「他の人と同じ商品やサービスがたくさんある中で、なぜあなたを選んでくれるのか」という点です。顧客や取引先が自身のどこに魅力を感じているのかを把握することは、成功への鍵となります。
外部の支援を活用する
ひとり起業のデメリットとして、細かな雑務や経理・法務など、専門性の高い仕事も自分自身で行わなければならないという点が挙げられます。しかし、ひとりで起業したからといって、他の人に頼ることは禁止されていません。外部の支援を活用して問題を解決しましょう。データ整理などの雑務はクラウドソーシングで依頼することができますし、経理はオンラインサービスを利用することで効率化できます。税務や法務などの専門的な業務は、税理士や弁護士に相談することで解決できます。必要なときに必要な外部サービスを上手に組み合わせることは、人件費をかけずに事業を成長させるために不可欠です。
目標を設定する
ひとり起業の利点は自分のペースで仕事ができることですが、自己管理が不十分だと時間を無駄にしてしまう可能性もあります。日々のタスクをリストアップしてこなしていく、月ごとや四半期ごとに目標を設定するなど、明確な目標を持つことでモチベーションを維持しましょう。現実的な目標を立てることで、現状と目標の差を明確にし、その差を埋めるための方法を考えることができるようになります。
自分が動けなくなったときのための対策を考えておく
自分が身動きできなくなった場合の対策を考えておくことは重要です。独立事業を行う場合、万が一体調を崩してしまうと、すぐに行き詰まる可能性があります。個人事業主は国民健康保険に加入しているため、傷病手当金を受けることができません。その結果、経済的に厳しい状況になるかもしれません。これを防ぐために、同業仲間とのネットワークを築いておき、損害賠償請求に備えて保険に入るといった対策を取ることが重要です。また、生活費を補うために就業不能保険にも加入しておくことを検討しましょう。
ひとり起業でおすすめの仕事
ひとり起業を考える場合、以下の仕事がおすすめです。
1. YouTuberbr
YouTuberは、子供たちの憧れの職業となっています。この仕事は上記の制約条件を満たしています。一度動画を公開すれば、労力に比例せずに収入が得られる可能性があります。ただし、視聴者数を増やすためには継続的に動画を公開する必要があります。また、YouTuber間の競争も激しくなっているため、成功するまでには時間と努力が必要です。
2. オンラインサロン
オンラインサロンは、インターネットを利用した会員制コミュニティのことです。有名人が主宰するサロンが注目されていますが、一般の人でもオンラインサロンを開設することが可能です。会員の質問に答えたり、情報発信をする必要がありますが、会員数が増えると会員同士の交流も増え、自身の登場頻度を下げても運営できるようになります。
3. アフィリエイト
アフィリエイトは、自身のホームページで商品やサービスを紹介し、成約した際に紹介料を受け取るビジネスです。自分のホームページに見込み客を集め、購入を促すためにはWebマーケティングの知識が必要です。しかし、成功すれば安定した収益が期待できます。
4. 結婚相談所
結婚相談所も上記の条件を満たすビジネスです。自宅で開業することができ、初期投資も少なくランニングコストも低いため、利益率も高いです。会員が増えると、月会費の他にもお見合い料や成婚料なども期待できます。このビジネスはストック型であり、安定した収益を期待することができます
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