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【外部人材とPM・PMOの重要性】
昨年の調査によれば、企業担当者の7割以上が外部のPM・PMOを必要とし、選定に苦戦。外部人材のPM・PMO需要は高まり、求められる人物像は責任感や経験、コミュニケーション能力のバランスが重視されている。外部人材は経験や実績をアピールポイントに活躍の機会がある。
外部のプロジェクトマネージャー(PM)とプロジェクトマネジメントオフィス(PMO)の需要が急増中
外部のプロジェクトマネージャー(PM)およびプロジェクトマネジメントオフィス(PMO)に対する需要が急増しています。過半数以上の企業担当者が外部のPM・PMOを積極的に活用したいと考えており、その需要は高まっています。一方で、この需要に対して8割以上が適切な人材を見つけることに苦戦している実態が浮き彫りになっています。
昨年12月に実施された「シニアエンジニアについての意識調査」では、50歳以上のエンジニアやフリーランスに焦点を当て、企業担当者の意識が明らかにされました。シニアエンジニアの採用においては、高いコミュニケーション力、信頼性、多様な環境への適応力などが重視され、年齢に関わらず優れた人間性と技術力を持つシニアエンジニアが高く評価されています。
次に、PMやPMOに焦点を当ててみましょう。PMはプロジェクト全体の責任を負い、PMOはPMを様々な面でサポートする役割を果たしています。外部人材をPMやPMOとして活用する際、企業担当者はどのように考えているのでしょうか。
外部人材(業務委託/派遣)のPMやPMOの需要に関する質問に対して、「やや高まっている(46.1%)」と回答した方が最も多く、その後に「とても高まっている(34.9%)」「どちらともいえない(17.1%)」「低まっている(1.9%)」と続きました。
外部人材のPM・PMOに求められる人材像と苦労する企業
外部人材をPMやPMOとして活用する企業の大半は年齢制限を設けていません。外部人材のPMやPMOを求める視点に関しては、人間性や実績・能力を中心に選んでいることが明らかになりました。
外部人材のPMやPMOを探す際に苦労している企業は多く、「ある程度苦労すると思う(している)(61.0%)」と回答した方が最も多い結果となりました。その理由として、「なかなかニーズに合った人材がいない(40代/男性/東京都)」などが挙げられています。
【まとめ】
これまでの調査から、企業担当者が外部人材のPM・PMOを活用する際に求める人材像が明らかになりました。責任感や忍耐力、経験と実績、臨機応変な能力、コミュニケーション力など、これらをバランスよく備えた人材が求められています。しかしながら、そのような人材を見つけることが難しいと感じている企業が多いことも判明しています。
外部人材としてPM・PMOとして活躍したい方は、企業担当者が求める経験や実績をアピールポイントとして、自身のスキルを強化していくことが重要です。
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