ビジネスモデルの組み立て方を解説 | 名古屋のバーチャルオフィス

バーチャルオフィスブログ

HOME >  バーチャルオフィスブログ-33ページ  >  ビジネスモデルの組み立て方を解説

ビジネスモデルの組み立て方を解説

・ビジネスモデルのパターンを把握

起業する際のビジネスモデルの組み立て方について、基本的な考え方からご紹介します。
ビジネスモデルにはさまざまなパターンがありますが、基本的な軸が存在します。代表的なビジネスモデルのパターンを把握しておくことで、事業を多様な方向性で進めることができます。
まずは物販方式です。メーカーが製品の加工や組み立てを行い、ユーザーに販売する方式です。商品に機能性を付与し、ユーザーのニーズに応えます。品質や性能によって適正な価格で提供することが重要です。
次に小売り方式・再販方式です。メーカーが製造した商品を仕入れ、エンドユーザーに販売します。これによりメーカーは販売を代行することでメリットを得、エンドユーザーは求める商品を手に入れやすくなります。適正価格で販売し、利益を確保することがポイントです。

ビジネスモデルの組み立て方を解説
広告方式は紙媒体やテレビ、Webなどのメディアを通じて商品やサービスの広告を打ち出すサービスです。広告を通じて多くのユーザーに商品やサービスを知ってもらい、その対価をメディアに支払います。
卸売り方式はメーカーの商品を仕入れ、小売店に卸す方式です。多くのメーカーと取引し、大量の商品を仕入れることで利益を得ます。小売店は必要な商品を買いつけることができます。
二次利用方式は商品や著作物などを繰り返し使用することで利益を得る形です。使用許諾や放映権の取得などの手間はかかりますが、コスト面や長期的な利益面で効率的です。
消耗品方式は消耗品を低価格で提供し、繰り返し交換・販売したりメンテナンスを行ったりするビジネスです。ユーザーが機械を使用し続ける限り継続できます。
サブスクリプション方式は商品やサービスの継続的な利用権を販売する方式です。ユーザーは利用料を支払うことで商品やサービスを使い放題になります。
マッチング方式はユーザーと提供側を取り持ち、お互いの求めるものをマッチングさせるサービスです。マッチングが実現した際に手数料を受け取り、利益を得ます。
フリーミアム方式はまず無料版を提供し、使用感や認知度を高めた後に有料版の購入につなげる方式です。有料版でしか体験できない魅力を提供することが重要です。
直販方式はメーカーが直接エンドユーザーに商品を販売する方式です。中間マージンが生じないので、メーカーは手間やコストをかけずに低価格で商品を提供し、ユーザーはお得に商品を手に入れることができます。

・ビジネスモデルの指針となるフレームワーク

ビジネスモデルを組み立てる際には、具体的な指針が必要です。そのため、有効なフレームワークを使用することが求められます。
例えば、3C分析は市場、競合、自社の3つの要素を分析する方法です。市場の大きさや将来性、競合他社の市場シェアや特徴、自社の商品やサービスのシェアや特徴を分析します。
SCAMPER法は商品やサービスのアイデアを創出するための方法です。
PEST分析は政治、経済、社会、技術のマクロ環境を分析し、自社の事業に影響を与える予測を行います。
ピクト図解はビジネスの枠組みを可視化する方法で、商品やサービスの提供の流れを明確にします。
9セルフレームワークは9つの質問に答えることで、ビジネスモデルの要素をまとめる手法です。
ビジネスモデルキャンバスは9つの要素を図として組み立て、ビジネスモデル全体を見渡すことができます。

トグル機能を使用しコンパクトなメニューが作成可能に
TOP