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語学力を活かして収入を得るためには何が必要でしょうか?
語学を活かして収入を得ることの難しさ 生計を立てるには専門知識が必要です
私自身、言葉の勉強をしてきましたが、他の勉強と比べても「語学」は非常に広範で難しいと思います。日常会話程度なら、半年ほど海外に滞在すればすぐに話せるようになります。しかし、お金と時間をかけて半年かけても、日常会話程度の外国語を身につけても、それを活かして収入を得ることはできません。
なぜなら、誰も「代わりに会話をしてくれる人」を求めていないからです。そのため、語学に限らず、生計を立てるためには「専門性」が非常に重要になります。
例えば、「特定の業界の翻訳者や通訳者」として実績があれば、語学力を収入に変えることは可能ですが、そのためには業界の専門知識や経験が必要です。
母国語で理解できないことは外国語でも理解できない
語学力を活かして収入を得るためには、業界の専門知識や経験が必要であると述べました。その理由は、「母国語で理解できないことは、外国語でも全く理解できない」ということです。
普段仕事をしていると、自分が働いている業界のことは十分に理解していますが、異なる業界の友人の話には全くついていけないという経験はありませんか?
例えば、小売業で働いている人が学生時代の友人と食事に行き、ブロックチェーンについて話された場合、興味がない限り「何のこと?」と思うでしょう。そのため、外国語が堪能でも、理解できないことは存在するのです。
一般的に、頻繁に業界を変えることはありません。同様に、「外国語を活かして収入を得る」という場合も、特定の分野にフォーカスして働く必要があります。仕事として働く場合、企業からオファーを受け、実務内容を理解していなければ話になりません。
企業は一般的に語学力のある社員を求めます
先述したように、語学力を活かして収入を得るためには、「業界の専門知識や経験が必要」です。企業としては、自社の社員が外国語を話せるようになることで、海外での業務も任せられるという利点があります。
その社員は、社内のルールや会社の経営状況、業界の知識、顧客対応など、さまざまなことを担当することができます。さらに、外国語も話せるため、その能力は非常に強力です。単に「外国語ができる」というだけでは競争力はありません。大手商社は、優れた新卒社員を採用し、2〜3年の実務経験を積ませた後、海外に派遣して現地の言語や文化、ビジネスを学ばせます。また、中小企業でも実務経験と語学力を兼ね備えた人材は非常に重要視されています。企業で働くためには、業界の知識が必要であり、語学力を持つことは強みとなります。
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